面倒な仕事を自動化する

プログラミングの基礎

面倒な仕事を自動化しよう

こんにちは。IT/経済ジャーナリストで投資家の渡辺です。

たとえば、長い文書の中である文字を探す時、紙の文書を見て目を皿のようにして読んだり、あるいは会社の大量の文書の中から顧客のカードを探し出し、住所変更をするとか、紙の書類を相手に人手でやるとなると、かなりの手間と時間が掛かります。

もし文書が電子文書で、単純に文字列を検索するなら、キーボードで文字列を打ち込んでEnterキーを押すだけで1秒も掛からないで、対象の文字列がどこにあるか表示されます。

あるいは顧客データをデータベースにしておけば、わざわざロッカーまで行って、何冊もあるバインダーを探し出し、今度は書類を修正したり再作成する必要はありません。

パソコンの上で対象となる顧客を検索して、住所のところを修正すれば、こちらも2〜3分で終わります。

このように、1)なるべく文書を電子化やデータ化しておいて、2)コンピュータで自動化すれば、大幅に仕事が楽になります。

また手作業や目視による検査を自動化することで、ヒューマンエラーをなくすことができます。

元データを打ち間違えていたりすると、アウトですが。

手軽なツールとして使う

でも、コンピュータのプログラミングなんてすごい難しくて、高い予算でシステム開発しないと使えないんじゃないか、って思う人も多いと思います。

ずばり、ピンキリです。

 

巨大で複雑なシステムを作ろうと思えば、膨大な予算と人員を投入して、それでも失敗する、なんてザラにある世界です。

でも、それだけがプログラミングでなく、個人でちょっとした計算をする、ちょっとしたデータ処理をする、なんて使い方もできます。

たとえばボタン1つで定型処理をさせる、Excelのマクロみたいな使い方です。

まずはキリの世界を存分に楽しんで、お気軽・お気楽にプログラミングを楽しみつつ、ちょっと生活を便利にしたり、意外な発見をしたり。

そんな気楽なプログラミングを提案したいです。

って、そもそも僕も複雑なプログラムなんて、面倒なんで作りたくないし。

あと、プログラミングの考え方が身についてくると、物事を合理的に見たり考えたり、取り組んだりできるようになるかもしれません。

たとえばプログラミングの考え方になじんでくると、お店とかで店員さんの仕事を見ながら、

(ここを自動化して、ここの工程を事前に作っておけば、手間が2割カットできるのに)

なんて頭の中でシミュレーションしてしまうかもしれません。

あと、「プログラミングってけっこう楽しいっっっ!」と思えるようなら、システム開発の業界に行く、という人生もあります。

とにかく、いろいろ、新しい展開があること間違いなし、です。

<今日の要点ノート>

プログラミングの考え方を学び、合理化したり、自動化する発想を身に付けることで、人生に新しい展開がある(可能性がある)。

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